内観する時間を持つ②


私の父は、機械工学博士で現在は肩書きだけの国立学校の名誉教授。

現役の頃は、国から研究費が出る研究や学会発表など、講義の以外にも沢山の仕事で忙しく、いつもイライラして家庭内でも孤立し、ストレスフルな生活をしていました。

商社で働いていた頃、父の学校の学生だったというメーカーの方とお会いした事がありますが、学生達からかなり恐れられていたとの事でした。

二十数年程前に、自分で自由に庭や畑ができる家を建て、

定年後は、研究室時代にお世話になった方の会社の研究を手伝い

今は、先祖代々受け継がれる山や土地も守りながら地域の組合の相談役をしたり、家庭菜園やスポーツや陶芸など沢山の趣味に勤しみ、沢山の人に囲まれて悠々自適に暮らしています

物事を論理的に考えますが、割と感覚的

イライラなど、感情が全身から滲み出てわかるタイプ。

最近はだいぶ丸くなってきたような。

時折、何か問題があると

『こういう事があって、どうしたらいいかなぁ』

とぼそっと私にぼやきます

私は感覚的にメッセージを伝えるのですが

父はそれを聞いて『あー、そうか、、、』とそれに自分の持つ知識を組み合わせ実行します。

私の感覚的な答えを様々な学問などの理論にあてはめて理解して論理的に考え形にして解決するという事です

現役バリバリの頃は、こうはいきませんでしたがね。

母が、『この間、お父さんがこんな事をしたら困ってた事が良くなってね、』と話すのですが、『それ、私が言った事をしたんだよ』というと、母は『そうなの?私が何か言うと、お前がいう事は的外れだって怒るのに!!』って。

うーん、そうだろうね笑

ありのままの自分でいられる環境下では、本来の自分の持つ特性を上手く発揮する事ができます

環境を変えられないのならば、自分の手が届く範囲内を変えてみる

すると手の届く範囲がどんどんと広がっていく

そして、いつの間にか環境が変化している

自然体でリラックスして生きるって大切だなと父を観て思います

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