赤ちゃん返りの気持ちは残る

小さなお子さんを育てていると、お子さんの赤ちゃん返りに困る時期があったりします。

親としては、自分でできるようになったのに『ママやって!』と駄々を捏ねられ、下に目が離せない子がいたり、仕事もあったり

どっちにも充分に手がまわらなくてうんざりして怒ってしまって、また怒っちゃったと自己嫌悪してしまったり、

そんな事がよくありますよね。

お子さんは、できるけど甘えたい気持ち。

親としては、自分でできる事は自分でやって自立していって欲しい、そんな気持ち。

お子さんは、自分が放っておかれてちょっとかまってほしくて言ったのに、怒られたり、自分でやれと言われて甘えさせて貰えないから、どうやったら甘えられるか、甘えたいに執着して感情が爆発している状態になっていますよね

だから、甘えたいという気持ちを汲んであげて、できるけどママにやって欲しいんだね。いいよーって甘えたい気持ちをその都度満たしてあげます。次、それを自分でやっていたら、自分でできてすごいね!って抱っこしたりスキンシップして沢山褒めて心を満たしてあげるとあっという間に赤ちゃん返りが終わっていたりします。

低学年の女の子のママから、朝の忙しい時に学校に行く支度をしないでソファで丸まって『何がしたいの!』って怒ってる、というのを何人のママから聞いただろう、よく聞くのですが、これも実は同じだったりします。

忙しい親御さんを気遣って我慢する事が多くて、自分の気持ちが言えなくなっちゃった子は

入学や学年が変わって少し経った頃、そんな気持ちになる事があるかもしれません。

段々と学校に行く時間になると頭やお腹が痛いといって休みたがったり、よく熱が出たり

割と自分の事ができる子、兄弟のお世話もしてくれる子だと気付きにくいかもしれません。

学校で嫌な事があったり、苦手な事をしなくちゃいけなくて心に負担があったりで、ちょっと不安で、お支度しなくちゃいけないのにちょっと動けなくなっちゃう事もあったりします。

ダンゴムシみたいになって外界のストレスから防御体制をとってるんです。お母さんのお腹の中にいた時みたいに守られたいのかもしれません。

『何してるの!』『何がしたいの?』よりも

『どうしたの?』という声かけで、ちょっとした異変に気づいてあげて下さい。

『何かあっても、自分の事を理解して味方になってくれる人がいる』と思えるか、そう思えないか

朝のお子さんがどんな表情かな?笑ってるかな?親御さんも朝は本当に忙しいとは思いますが、ちょっとだけ余裕を持ってお子さんの顔を見てあげて

そして寝る前に、ハグしたり本を読み聞かせしたり、ちょっとしたスキンシップや親子の時間を楽しんで

兄弟がいて甘えるのを我慢している子には、兄弟のお世話をしてくれて助かるよ、ありがとう、というのも伝えると兄弟間の関係もよくなっていきます

小さな頃の心の負担は、大人になっても心に染み付いていて考え方の癖にもなります

自分を大事に見てくれてる人がいる。それが言動として伝わるとお子さんの心を強くします。

何か辛い事があっても大丈夫って思えて自分で踏ん張れるかどうかは、無償の愛に気づけたかどうかなんですよね

ほんのちょっとの事だけど、余裕がないとできなかったりするとは思うのですが、大きくなったら難しくなるのでね、、、今だけ、今だけ^ ^ 

今を大事にね。

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